「わたし」を思い出す香り、って?


ipsentiaが大切にしているのは、香りを通して "「わたし」を思い出す" ひとときを届けること。

それは、一人ひとりの内にある“本質”と繋がるための、小さな扉のようなものです。

「わたし」とは?


ここでいう「わたし」とは、 肩書きや役割、誰かの期待に応えるための私ではなく、 もっと深いところにある、わたしらしさ。
本来の私、本質的な「わたし」です。

そしてもう一歩踏み込むと、その本質とは、愛と光そのものだと、ipsentiaは考えています。

「愛」とは、自分自身と他者への深い理解と慈しみ。
「光」とは、希望の源であり、一人ひとりの内側にあるかけがえのない価値や才能、その輝き。

赤ちゃんの頃、私たちは誰もがありのままで愛され、周りの世界を信じ、可能性にあふれ、無条件の喜びに満ちていました。その無垢な存在感こそが、生まれながらに備わった「愛」と「光」だと、ipsentiaは考えています。

けれど大人になるにつれて、周りの期待や社会のルール、さまざまな経験によって、少しずつ条件づけられていきます。
ときに傷ついたり、心を守りながら生き抜く術を身につける中で、本来の自分を覆い隠すようなものを、いくつも背負っていくこともあります。

それでも本当は、誰もがその奥深くに変わらず、愛と光を持っている。
過去のつらい経験や日々の喧騒で、それを忘れてしまっているだけなのです。


だから、思い出すだけでいい。


本当は、わたしたちが愛と光の存在そのものだということを。

違いを受けとめる強さとやさしさ、そしてありのままを愛でる気持ちが、自分の内側にあることを。

そして、わたしたちは皆、かけがえのない価値と輝きをもち、望みを実現していく力があることを。


なぜ香りで「わたし」を思い出せるの?


香りには、不思議な力があります。

思考よりも早く、私たちの心や記憶にそっと触れてくるような力。
心地よい香りを感じたとき、呼吸が深まり、肩の力がふっと抜けて、静けさが戻ってくる。

そんな経験が、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。

五感のなかでも、嗅覚は少し特別です。

香りの情報は、わずか0.2秒という速さで脳に届き、感情や記憶をつかさどる「大脳辺縁系」に直接働きかけると言われています。

視覚や聴覚などの感覚が、いったん思考や判断をつかさどる領域を通って処理されるのに対して、
香りはより原始的で感情に近い場所へ、ダイレクトに届くのです。

だからこそ、香りはときに言葉よりも早く、そして深く、私たちの心に触れてくるのでしょう。



さらにもうひとつ、香りが持つ大切な役割があります。
それは、「今この瞬間」に意識を戻してくれること。

たとえば、通りすがりの花の香りや、焼きたてのパンの香りにふと気づいたとき。
頭の中の思考が一瞬止まり、その場の空気や自分の呼吸に、意識が戻ってくるような瞬間が訪れます。

ある方が、「怒りにまかせて動きそうになったとき、香りのおかげですき間ができた」と話してくれました。その「すき間」が、自分を見つめなおす余白となり、落ち着いて行動を選び直すことができたと。

香りは、そんなふうに自分自身とのつながりを取り戻す、小さなきっかけになってくれるのです。


そしてそれは、もっと深いレベルでの「つながり」にも通じています。

古代から、人は香りを祈りや癒しの場に用いて、煙を通じて神様と繋がるための、とても神聖なものとして大切にしてきました。

実際に、香水・香料を意味する「perfume(パフューム)」という言葉は、ラテン語の per fumum ―「煙を通して」に由来しています。

ipsentiaは、この「神様」とは、遠くにいる存在だけではなく、私たち一人ひとりの内側にある「内なる神様」のような存在――つまり本質的な自分自身とも繋がるものだと考えています。

誰の内側にもある愛と光に満ちた存在

香りは、その内なる叡智と繋がるための扉のようなものなのかもしれません。


目には見えないけれど、確かにそこにある静けさやあたたかさを、香りはやさしく思い出させてくれます。



だからこそipsentiaでは、香りの素材にもこだわっています。
植物から抽出された天然の香りには、華やかさよりも深い安心感やぬくもりがあります。

心が疲れているとき、「大丈夫」と語りかけてくれるようなやさしさ。
花も、葉も、木々も、それぞれの役割を果たしながら、ただ自然に、そこに在る。

植物は、そんな “比べなくていい” という感覚や、“今のままで大丈夫” というメッセージを、静かに教えてくれているように思うのです。

ipsentiaでは、その生命力と安らぎをまるごと感じられるよう、上質なオーガニック精油を使い、一つひとつの香りを丁寧に調香しています。

香りは、特別なことをしなくても日々に取り入れられるもの。

たとえば、朝のはじまりに。寝る前の数分に。 香りを手にとって静かに目を閉じるだけでも、いまの自分に意識を向けることができます。

深く息を吸い、香りが心に広がるのを感じながら、ゆっくりと、吐き出していく。

ipsentiaの香りは、効能だけでなく、感情や記憶に深く響くようにブレンドしました。

心地良さと共に、自分の本質を思い出すようなひとときをお届けできたら——
それが、ipsentiaの願いです。

香りとともに「わたし」を思い出すひとときが、今日もあなたのそばにありますように。

 

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